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ぱんだの喘息日記

ぱんだの喘息日記

どおでも良くなって

カルテに書かれた一節。
『態度が悪いので転院』
ショックだった。
私は何もしていなかった。
部屋の人達とも仲良くやっていたし、自分で出来る事は全てしていた。
私が要求した事といえば
吸入を時間で持って来てほしい。
当時、キシロカイン(麻酔)の吸入をしていて、前後1時間、飲食禁止、勿論、他の吸入も。
余りに遅れると、全てがあわなくなっていくのだ。
ナースコールを押しても15分以上も出ない。
何をしてるかと思えば、遊ぶ話!
少しでも良くなりたくて、一生懸命やってるのに、毎日そんな事が続くなら、自分で管理している方が確実だったりする。
でも、ワガママにしか映らなかった。
私は、その日から、どうせ転院させられるんだから何したって関係ない。
いつでも出てく、そう思っていた。
毎日、病棟内の患者さん達の愚痴を聞いて、抗ガン剤で食欲がないという人もいる。
そんな時『ピザが食べたいね~。誰かとりなさいよ』と、お婆ちゃん。
『いいよ。私どうせ転院させられるし、早いか遅いかだからとってあげる』
ピザを頼んだら、ほんとに届いた(;^_^A
ピザを持って病棟に戻る私。
ナースセンターの前で、チームの先生にバッタリ!
『まさか、ピザなんて頼んでないよね?(笑)』
ピザを見せて
『頼んでないよ(笑)はい。差し入れ。』
と置いて来た。
抗ガン剤で、ご飯が食べれないと言っていた人達が食べてくれてる。
嬉しかった。
食べなければ、負けてしまう。食べてほしい病気。
その為に怒られるなら、どって事なかった。
その後、出前許可がおりちゃったのには、ビックリだったけど(爆)


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